!!!概要
DeleGateは非常に多機能な日本製のプロキシサーバです。HTTP, FTP, SMTP, POP3, Telnet, DNSなどTCP/UDP上で動いているプロトコルはたいてい中継することができます。

!!!インストール手順
!!ダウンロード・展開
[公式サイト|http://www.delegate.org/delegate/]からソースコードをダウンロードし、適当なディレクトリ(例: /use/local/src)に展開します。
 $ tar zxvf delegate9.2.3.tar.gz

!!コンパイル・インストール
展開したディレクトリに移動し、makeコマンドを実行します。makeの途中でE-mailアドレスを尋ねられるのでサーバ管理者のメールアドレスを入力します。
 $ cd delegate9.2.3
 $ make

srcディレクトリに実行ファイル(delegated)ができるので適当なディレクトリにコピーします。例として/usr/local/delegateというディレクトリ以下にインストールすることにします。
 # mkdir -p /usr/local/delegate/bin
 # chown delegate:delegate /usr/local/delegate
 # cp src/delegated /usr/local/delegate/bin

!!!設定
DeleGateのオプションはコマンドラインから与えます。
 例: ポート8080でHTTPプロキシとして起動
 # delegated -P8080 SERVER=http OWNER=delegate/delegate DGROOT=/usr/local/delegate

また、+=''file'' というオプションで外部ファイルから設定を読み込むこともできます。
ただし、OWNERやDGROOTなど += では指定できないオプションもあるので注意が必要です。

 例:
 # cat delegate.conf
 SERVER=http
 # delegated -P8080 OWNER=delegate/delegate DGROOT=/usr/local/delegate \
   +=delegate.conf

!!!リンク
*[DeleGate Home Page|http://www.delegate.org/delegate/] - DeleGate公式サイト
*[Resetting Linux ( and DeleGate + Postfix )|http://i-red.info/] - DeleGateドキュメント和訳